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車イスユーザー向けのバリアフリーナビ【くるナビ】
約50年車イスを使用している僕が、普段困っている「ナビシステムの未発達の部分」を紹介していきます。
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車椅子ナビ【くるナビ】勉強会 その1
「くるナビ」とは、車イスナビのこと。

車イスユーザにとって、世間一般で出回っている「乗換マップ」はあんまり役に立たない場合も少なくない。

たとえば八王子から川崎に行きたい場合、車イスユーザはネットの「乗換マップ」で目的地までの最短時間のルートを調べてその通りに電車やバスに乗っても、ものすごく時間がかかってしまう。
乗換マップでは最短時間でないように表示されているルートで行った方が、より早く到着出来る…なんてコトが本当によくあるのだ。

また、車イスユーザである私は現在、京王線沿線に住んでいるが、用事で大江戸線六本木方面に行く際、新宿駅まで京王線で行くと、都営地下鉄大江戸線へ乗換るための連絡通路が階段であるため使用出来ず、一度改札を出る必要がある。そして、大江戸線のエレベータを使用するために屋外に出て、2Km弱歩いたり、デパートのエレベータを使うため複雑な経路を利用したりする必要があるため、炎天下や荒天時は外出すら億劫になってしまう。

それは、駅構内のエレベータの有無や場所だったり、スロープの有無だったり、障害者対応のトイレがルート内にあるかどうかという問題だったり………が、重要なポイントだから。
そして、それを表示している乗換マップは無い。(エレベータやエスカレーターを『優先』するオプションは有るが、自分は『優先』では使いものにならないと思っている。)
無いから迷う。
そうかと言って、駅係り員に案内を頼むと到着駅・乗換駅への連絡で待つことも多いし、駅員によりルートが違う。

「無いのならば、自分達で作ってしまおう!」

そんな思いで「くるナビ」を発案した。

------------------

皆さん、《旅行》と言ったら先ずイメージするものは?
楽しみ♪? わくわく♪?
でも、車イスユーザには、楽しみ♪やわくわく♪だけではないのだ。

例えば、

自分自身で、交通機関・トイレ・目的地(駅自体が最終目的地になることはほとんどない)・気候(雪はもちろん雨でさえ、車イスユーザにとっては大事件)を調べなくてはいけない。
「階段を他人に抱えてもらわねばならない」など、他人の迷惑や邪魔にならないか?なんてコトを気にしなければならない。
などなど・・・

車イスユーザにとって、旅行は、「準備するのにも健常者の何倍もの時間と労力が必要」なのだ。
そして、それが当たり前になってしまっている。
だから、旅行自体を諦めている車イスユーザもいる。
ゆえに、くるナビを完成させるコトは、すべての車イスユーザにとってどうしても必要であり、悲願なのだ。

車イスユーザは、電車やバスを利用したり、トイレを使ったりする時に、各自で調べ、工夫し、独自のルート情報を持っていることが多い。企業を含めた行政側に支援を求めるばかりでなく、その独自のルート情報をみんなで共有出来れば、車イスユーザ・介助者・交通機関職員、おのおのの負担が軽減されることにつながり、旅行がよりいっそう楽しいものになる。
今回は旅行について書いているが、日常生活で電車やバスを使用する人も居て、ルート情報は日々変化し続けるものであり、日常的に調査・更新を続けることが必要になる。

【くるナビ東北プロジェクト】
●目的
車イスでの移動を容易にするための調査活動「くるナビ」は、東京周辺で何度か試みてきた。
そこで、この「くるナビ」を全国に普及させるため、まず、震災からの復興が急がれる東北エリアで調査を試み、ほかのエリアでの「くるナビ」による調査を喚起する。
また、この調査・更新等を、重度の障害を持つ、就職が難しいと思われる車イスユーザの収入源の一つとし、国の福祉予算の軽減につなげる。

●目標
福島・宮城・岩手・青森・秋田・山形の東北6県の主要駅(各県1つ)とその駅周辺の移動・トイレ・道路環境などを、車椅子ユーザの当事者が調査・検証し、移動しやすいルートマップを作成する。周辺の駅やバスの調査は地元の志を同じくする方にゆだねたい。
作成したルートマップは、文章や図版、数値などの形で公表し、英語版・中国語版等の多言語でも利用出来るようにする。
くるナビの活動を通じて、主催する東京スタッフと現地の車イスユーザとの交流を図り、逐次変化する駅の環境についても継続的に情報が交換・更新出来るようにする。

●スケジュール
東北の「くるナビ・マップ」は、毎年2か所を作成し、2020年の『東京パラリンピック・東京オリンピック』の開催に間に合うように公表する。
東京に来た外国人の車イスユーザを東北に招く際や、東北の車イスユーザを東京に誘う際にも、移動時の導線が完全にバリアフリー化されていれば、東京にも東北にもメリットが大きい。
2015年1月に「第1回くるナビ東北 福島編」と称し、実施を計画。
東京から福島までを往復し、在来線だけではなく、新幹線も、車イスユーザの当事者が実地検証することで、健常者では気づきにくいこともマップに反映させることが出来る。以後、半年ごとに開催を予定する。

第1回 東京―福島 2015年1月
第2回 福島―宮城 2015年7月
第3回 宮城―岩手 2016年1月
第4回 岩手―青森 2016年7月
第5回 青森―秋田 2017年1月
第6回 山形―東京 2017年7月

●調査項目
駅の構内の移動(車イスユーザにとっての最短ルートと時間)
駅の構内・周辺のユニバーサルデザイン・トイレまでの移動(車イスユーザにとっての最短ルートと時間)
駅の改札を出た後からバス・タクシー乗り場までの移動(車イスユーザにとっての最短ルートと時間)
その他、車イスユーザにとってのメリット・デメリット(車イスでの階段移動・エレベータの有無や、路面状況など)

●予算
ルートの調査に際しては、介助者はもちろん、記録を取ったり、時間や距離などを実際に計測したりする支援スタッフも必要
第1回の東京―福島の場合、以下のように試算。

主催者の車イスユーザ 1名の人件費      7,500円×2日=15,000円
介助者 1名の人件費               20,000円×2日=40,000円
現地の支援スタッフ 2名の人件費       10,000円×2名=20,000円
くるナビのサイト作成・管理スタッフの人件費    年間140,000円
等々

●備考
皆さん
【くるナビ】を応援して頂けませんか!?
応援をして頂くメリットとして、 お名前を公表して構わないならば、協力者としてクレジットさせて頂き、広範囲に渡り宣伝させて頂きます。

【くるナビ】はこれがスタートとなる事業です。
ご賛同頂けましたら、ご協力・応援のほど、よろしくお願い致します。

尚、
現在、「くるナビ」を主催する障害者団体(ゆくゆくは法人になる)を準備中です。
そちらのメンバーも合わせて募集します。当面、勉強会を八王子市で開きながら、スケジュールや事業内容・調査項目などを詰めていく予定です。
そして、東北エリアで「くるナビ」を協働する現地のNPO等も同時に探し、呼びかける予定です。

車イスナビ【くるナビ】で、大体の方向性は決まっていますが、細かな点や調査項目詳細、その他の必要なこと、並びに、『くるナビ 東北プロジェクト』に向けた事を、色々と決めていったり学習したりしたいと思います。

日時:2014年10月11日 13:00 - 16:00
場所:社会福祉法人もくば会 グループG(東京都八王子市西寺方366 グランドソレイユ1F)
e-mail:kichinosuke66@gmail.com(鶴丸)

交通機関:
バス →JR八王子駅より<四谷・恩方営業所経由>[西東京] 恩方ターミナル行「小田野中央公園」 下車、徒歩1分。
    JR高尾駅より<霊園正門経由>[西東京] 宝生寺団地行 「小田野中央公園」下車、徒歩1分。
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2014/09/24(水) 09:04:45 | ケノーベル エージェント
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